看護師と専門看護師
看護師には資格認定制度があり、専門看護師と認定看護師があります。医療技術は日々進歩し、社会の高齢化や社会福祉問題など、看護師が活躍する分野はますます広がり、細分化される傾向にあります。それとともに各分野の専門性の高いケアができる看護師が求められています。このような背景の中、専門看護師は1996年に初めて誕生しました。
専門看護師はその分野において複雑な問題を抱える患者やその家族に対し、専門的な知識や技術をもって看護を行います。認定機関である日本看護協会は実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究の6つの役割があるとしています。
精神看護、がん看護の他、各専門看護の分野で、知識と技術を深めた看護師に対して日本看護師協会が資格を認定することになります。
専門看護師になるためには看護師、保健師、助産師のいずれかの資格を持っていることに加え、看護系大学院で専門看護師の必要カリキュラム数を満たし、一定の看護実務経験と専門看護分野での実務経験が必要になります。認定看護師は専門学校を卒業した人でもなることができます。
現場では通常の看護業務に加え、後輩看護師の育成や研修業務など、リーダー的な仕事が加わります。給与などの待遇面は病院によって異なります。
専門看護師の資格は年に1回で、専門看護師になった後は5年ごとに更新されます。
専門看護師の仕事は看護師以上に責任が重く、決して楽な仕事ではありません。しかし専門看護師としての役割を果たした時には、本当のやりがいを感じられる仕事です。
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